WiMAX2+とは

WiMAXを元に開発された新しい通信システム

WiMAX2+は、前のシステムであるWiMAXを元に開発された新しい通信システムです。WiMAXのいいところを残しながら、通信速度・利用可能エリアを大幅に広げています。これからモバイルルーターを購入しようと考えている人には、とくにおすすめです。

 

■通信モードを状況によって使い分けられます。
WiMAX2+の大きな特徴は、電波状況や自分の使用目的によって、ネット回線を切り替えられる点にあります。機種によっては選べるモードに差がありますが、ほとんどの端末で3つの通信モードから選択できます。
一つは、ノーリミットモードです。通信システムと同じ名称の「WiMAX」を回線として使います。1ヶ月当たりの通信制限がなく、インターネットが使い放題になるのが大きなポイントです。今までは一番人気のシステムでしたが、2015年春からは、WiMAX業界全体の主流がWiMAX2+に切り替わるようになって、通信速度の減少のような、いくつかの面でパワーダウンしてしまいました。ですが、今でも通信速度の制限はありません。
次は、ハイスピードモードです。WiMAX2+というシステムとWiMAXの共同で回線を構成します。最大の特徴は、驚異的な通信速度にあります。
下り速度の最大が、料金プランの選び方や通信エリアによっては、220mbpsに到達するようになりました。モバイルルーター史上、もっとも速い通信システムといえるでしょう。
今までは、1ヶ月当たりの通信量に制限があったのですが、2015年春以降は、UQ Flat ツープラスのプランにギガ放題を付ければ、無制限でインターネットができるようになりました。
WiMAX2+のウィークポイントがほぼ解消されたといっていいでしょう。
もう一つのモードに、ハイスピード+エリアモードがあります。4G LTEと呼ばれる、元はケータイの通信システムである、3Gの進化版のシステムを利用しています。
通信速度と利用可能エリアの両方を充実させたモードで、WiMAX2+が使えないところでもアンテナの立つ場合の多いです。通信速度も、WiMAX2+には及びませんが、下り速度最大75mbpsを実現していて、安定したネットサーフィンを楽しめるでしょう。
一つ注意点があります。ハイスピード+エリアモードを使うときは、オプション料金が発生してしまいます。利用月だけですが、1,005円を別途請求されるので、覚えておきましょう。