合格率・合格ラインについて
介護事務の合格率・合格ラインは55〜60%です。
介護事務の種類も何種類かありますが、どの介護種類の資格の合格ラインはだいたい同じくらいです。
ある介護事務の合格率が約64%というデータもあります。
介護事務の資格試験は、実技試験と学科試験の両方が行なわれ、どちらも7割正解すると合格です。
毎回試験を受けた人の50%合格しているので、試験の難易度はそれ程高くなく、資格取得試験の中でも、比較的に取得しやすい資格です。
医療事務と比べると少しやさしいくらいです。
試験を受けた人の体験談によると学科実技ともそれ程難しくなく、実技テストでは、レセプトの記入漏れなどあっても書類作成としての体裁が整っていれば良いということです。
介護事務の資格の中でも有用性・知名度が高く、受験者数が一番多い資格にケアクラーク資格があります。
ほとんどの受験者は介護事務の中でも、このケアクラーク資格を取得しています。
合格率が高く資格を取得したからといって、必ず介護事務所に就職できるとは限りません。
介護事務の資格はとったけれども、結局介護事務所での就職は決まらず、他業種の一般事務に就職することになったという人もいます。
資格を取得した後の就職活動も大切です。
統計によると同じ介護業界で働いていても2・3ヶ所、転職するという統計が出ています。
同じ職場で働き通けるには,資格をとって最初に働く事務所の職場環境が肝心です。
あまり従業員数が多い職場を選ばず、こじんまりとした規模が小さい介護事務所を選びます。
規模が大きい福祉事務所は覚える仕事が多く、職場の人間関係も複雑です。
規模が小さい事務所は覚える仕事が少なく、蜜でアットホームな職場環境です。