遺伝からくる乾燥肌と、生活習慣で治せる乾燥肌
乾燥肌に限らずどのような肌質でも遺伝的要素が強いことは否定できませんが、生活環境や日々のスキンケアで症状かなり良くなります。
たとえばアトピー性皮膚炎は遺伝とは何の関係がないという人もいますが、両親のどちらかにアトピーになった人がいれば子供もアトピーになっている確率は50%です。
アトピー性皮膚炎の場合アレルギーが確実に遺伝するので、アトピーになっている人が多いですが、普段からの生活環境や食生活に注意することで予防できます。
肌質は遺伝的要因ベースの上、環境要因がプラスされ積み重ねられると考えられます。
■乾燥肌の原因/遺伝要因・環境要因・空気の乾燥・食生活・加齢・洗剤などの化学物質
乾燥肌は遺伝的要因が原因のことがありますが環境によるところがかなり大きいので適切なスキンケアだけでもかなり良くなります。
肌が乾燥するのは体の中の皮脂分が少なく肌の皮脂も少ないことが考えられるので、食事は油脂分の含有量が多いものを食べるようにします。
実際乾燥肌といっても様々な症状があるので、その人に応じた乾燥肌対策を行なうようにします。
■一般的な乾燥肌対策
・暖房適温、湿度適湿、紫外線防止策、水分保湿が高いスキンケア商品、外的刺激を避ける
・栄養バランスが取れた食事・適度な運動・美容成分入りスキンケア、サプリメント、入浴時、長湯熱湯は避ける、乾燥肌になりやすい秋冬には気をつけましょう。
肌の乾燥が酷い人は痒みが強まるため、皮膚を掻くと症状が悪化します。
皮膚科の痒み止めの塗り薬がありますが、皮膚の痒みが酷くならないように、下着は清潔なのものを身につけ、風呂の湯はぬるめに設定します。
■乾燥肌スキンケアのポイント
常に肌水分、保湿をキープするため、肌表面だけ潤う化粧品でなく、肌の内部までしっかり潤うスキンケアを行なうことが大事です。