粉吹き対策6・衣類の素材に気を使ってみる

粉吹き対策6・肌に触れる衣類の素材も実は大切

粉吹き乾燥肌の人が見落としがちになるのが衣服の擦れです。
意外と衣類の擦れが乾燥肌を悪化させています。
衣類についた皮脂や埃などがキレイに落ちる洗剤を使い、いつも清潔な衣類を身につけるようにしましょう。

 

直接肌につける下着は清潔を保ち吸水性が良い綿素材のものが良いです。
カサカサ乾燥肌の人が気になるのが寝ているときに痒みが起こり熟睡できないことです。
朝まで熟睡できるように皮膚科での薬も効果がありますが、身につける下着やパジャマの素材、布団や枕などの寝具の素材にも気をつけましょう。

 

下着やパジャマの素材は肌触りが良い天然素材のシルクや綿が最適です。
ポリエステルなどの化学繊維は摩擦によって静電気が発生します。
物が擦れることで発生する静電気によって肌の角質層が剥がれ肌のバリア機能が低下します。

 

肌のバリア機能が損なわれると、細菌など有害物質が侵入しやすくなり乾燥肌症状が悪化します。
アレルギー性皮膚炎の人は細菌などに特に敏感に反応、かなり症状悪化か進むので注意が必要です。
静電気がおきにくく帯電しにくい衣類を着るようにしましょう。
また洗濯の際には柔軟剤を使いましょう。
柔軟剤の中には静電気発生を抑える成分だけでなく、アトピー性皮膚炎への負担を抑える成分も含まれています。

 

■静電気がおきにくい衣類の素材 
ポリエステル、ナイロンなど化学繊維素材のものは避け、シルクや綿など天然素材の衣類を着用しましょう。

 

■乾燥肌の人の注意事項 
静電気がおきにくいようにするため暖房が効いている部屋では加湿器を使うなど、部屋の乾燥には気をつけましょう。

 

■柔軟剤を使わない放電方法
・洗濯後保湿剤を加える
・静電気がおきにくい衣類の組み合わせ
・導電性繊維糸を衣類の裏に縫い付ける