人プラセンタ
「人プラセンタ」とは、そのまま、「人の胎盤から抽出されたプラセンタ」です。
現在は、国内では豚や馬のプラセンタが主流ですが、こちらは基本的に医療用目的としてのプラセンタです。
現在国内で生産されている「人プラセンタ」は、国内の病院で、健康な出産をした胎盤が使用されています。
勿論、感染症や、病原菌など、厳しい検査をクリアした原料のみ、「人プラセンタ」に加工されています。
しかし、これらの人プラセンタは、ドラッグストアの店頭や、通信販売のサプリメントや、ドリンク剤とは異なります。
基本的には医療目的の「注射」として使用されています。
肝機能障害や、更年期障害の治療目的での使用となりますので、健康保険の適用も可能です。
しかし、「人プラセンタ」は、人によってはアレルギー反応を起こす方もいますので、その辺は個人差があることなので、医師とよく相談された方が良いでしょう。
また、使用されて40年以上になりますが、国内、海外ともに、副作用の事例はいまだありません。
だからと言って、100%安心・安全と言い切れるものでもありません。
感染症のリスクや、その他の副作用のリスクは最低限理解して利用することが必要です。
最近では「美容整形」の分野でも、「人プラセンタ」の注射が利用されていますが、こちらは健康保険の適用外ですので、それぞれのクリニックで価格も違うので良く確認しておく方が安心です。
また、副作用についての知識を事前に勉強しておくことが望ましいです。
その他の注意点としては、「一度でも人プラセンタの治療を受けたことがある人」は原則献血が来ません。
これは、万が一の感染症を防ぐための措置ですので、以前に「人プラセンタ」による治療を受けたことのある方は、ご注意ください。